山本太郎(れいわ新選組代表)オフィシャルサイト

国会活動

○山本太郎君
れいわ新選組、山本太郎です。
能登半島地震から今日で430日。

資料①。

発災後、コミュニティーを守る、そう発言されたのが、宣言されたのが岸田前総理。
この思いは石破総理も引き継いでいるということでよろしいでしょうか。

○内閣総理大臣(石破茂君)
結構です。

○山本太郎君 
では改めて、テレビをご覧になる能登半島地震の被害に遭われた住民の皆さんに対してコミュニティーを守るとぜひ宣言いただきたいと思います。

○内閣総理大臣(石破茂君) 
それは宣言するまでもなく、我々としてコミュニティーを守るために最善を尽くしてまいります。

○山本太郎君 
それでは、宣言できないというのであるならば、コミュニティーを守るという意思が総理の中にあるということを宣言し、皆さんにお伝えいただきたいんです。
なぜならば、過去の石破総理の発言を振り返らせていただいたときに、コミュニティーを守るということをなかなか発言はされていません。もちろん、政府の施策の中にはそういった趣旨のものは含まれている、けれども総理のご自身の言葉としてはそれがなかなか見当たらないので、ぜひ安心をさせていただきたいと思います。

○内閣総理大臣(石破茂君)
それは、コミュニティーを守っていくということは、それはもうそれがいかに大事なものであるか、そしてまたコミュニティーが守れなくなるということがどれほどつらいことであるのかということは、能登半島に限らず、いろいろな被災地を回ってみて実感をしておるところでございますので、宣言することが必要だということであればここで申し上げます。コミュニティーは守っていかなければなりません。

○山本太郎君 
ありがとうございます。
コミュニティーを守らなければ、コミュニティーを守らなければ非常につらい思いを地元の方がされるというお言葉いただきましたけれども、逆に、コミュニティーを守らなければならない理由というのをお聞かせいただけますか。

○内閣総理大臣(石破茂君) 
それは、生まれ育ち、非常に濃密な人間関係の下にお互いが尊重し合い、そしてそれぞれが足らざるところを補い合い、励まし合い、悲しみも喜びも共にしてきたということは、人間関係が希薄な、そういうような都市部においてはなかなか求め難いものだと思っております。
その濃密な人間関係を肯定的に評価するか否定的に評価するか、いろんな見方はあろうかと思いますが、能登半島におきましては、これは私の地元でもそうですが、そのような濃密な人間関係の下にコミュニティーが成り立っておるという地域は全国あまたあると承知をいたしております。

○山本太郎君 
そういった意味でもコミュニティーを守るという思い、私も完全同意です。ありがとうございます。
「まだ能登半島とか言っているのか」って方もいらっしゃいます。政府は、ここまで大きな地震が能登半島に来るということは予測できていませんでした。要は、ノーマークだったんです。必ず来るのは首都圏直下や南海トラフだけじゃない。今の能登半島はあしたのあなたかもしれない。どうか一緒に考えていただきたいと思います。
能登は、昨年の元日、大地震、加えて9月には大水害、二重の災害でコミュニティーは更に破壊されました。

資料②。

国交省及び環境省の宅地の土砂撤去事業の説明と、珠洲、輪島でその対象となった土砂の量は。

○政府参考人(内田欽也君)
お答えいたします。
堆積土砂排除事業は、災害により大量の土砂が堆積した場合に、都市計画区域内及び都市計画区域外の集落地において宅地所有者などが宅地から集積場に排出した土砂を市町村が処分場まで運搬して処分する費用、また、二次災害が懸念されるなど、土砂の放置が公益上重大な支障となる場合に市町村が宅地から直接排除する際の費用について、国が市町村に対して補助する事業になっております。

土砂の量につきましては、珠洲市、輪島市から提出された堆積土砂排出事業の申請土砂量でございますが、珠洲市が3万6580㎥、輪島市が16万7005㎥になります。

○委員長(鶴保庸介君) 
もう一人、もう一方。

○政府参考人(角倉一郎君) 
お答え申し上げます。
環境省で行っております災害等廃棄物処理事業は、災害により生じた土砂が交じった瓦れきの撤去、処理を含む、災害廃棄物の収集、運搬及び処分を市町村が発注者となって行う際の費用について、国が市町村に対して補助する事業でございます。
環境省が支援するこの事業において想定される土砂量につきましては、珠洲市が2133㎥、輪島市が1258㎥となっているところでございます。

○山本太郎君 
今教えていただいた数字というのは、あくまでも事業化されたものということでよろしいですよね。土砂の量です。

○政府参考人(内田欽也君) 
これまでに国土交通省に対しまして補助申請をされた際の数字の合計となっております。

○政府参考人(角倉一郎君) 
お答え申し上げます。
環境省においても同様でございます。

○山本太郎君 
つまり、申請されていないほかにも土砂が山ほどあるということですね。
続いて、防衛省、令和元年台風19号災害廃棄物等、立米(㎥)単位での処理量とその中身、該当自治体は。

○政府参考人(防衛省 小野功雄) 
お答えします。
自衛隊は、令和元年台風19号の対応に関しまして、12都県から災害派遣要請を受け、9県で災害廃棄物処理を実施しております。
自衛隊が運搬した災害廃棄物の量につきましては、確認できた範囲の資料では重さで記録をしており、約9万5580トン(t)の災害廃棄物の運搬を実施しております。
お尋ねの体積につきまして、確認できた資料は重さで記録をしておりますので正確にお答えすることは困難ですが、一定の仮定を置いて機械的に算出したところ、約6万4581立米(㎥)ということになります。

○山本太郎君 
9つの県、9つの県で発生した災害廃棄物の量は、土砂以外も様々含んでも奥能登の土砂量を下回っている。桁違いの土砂被害を受けたのが奥能登。

資料③、④。

昨年10月8日、私は参議院本会議で奥能登の土砂撤去に自衛隊の投入を求めました。その際の総理答弁は。

資料③からご紹介を。

○事務総長(小林史武君) 
先生の資料の該当部分を読み上げます。
具体的なニーズが生じました場合には、自衛隊の活用の検討を含め、政府全体で必要な支援を行ってまいります。
以上です。

○山本太郎君 
ところが、ニーズがあるかろくに確認せずに、総理は衆議院を解散、総選挙に打って出た。10月15日から2週間の選挙期間中、自民党の党利党略のために被災地は事実上置き去りになりました。

資料⑥。

選挙後、11月に入り、案の定、豪雨被災地では土砂撤去の遅れが明らかに。
11月1日、知事は、土砂撤去事業者が不足、ボランティア任せになっていることを認め、11月13日、知事は自民党小野寺政調会長に自衛隊派遣を求めた。11月21日、知事は、ボランティアが1万4000人足りない、政府を挙げて応援をお願いしたいと訴えた。
翌11月22日、知事から坂井防災担当大臣に電話。

資料⑦、⑧。

事務局、この電話の内容について、昨年12月23日、衆議院れいわのくしぶち議員と坂井大臣のやり取り、資料7-Bで紹介してください。

○事務総長(小林史武君) 
先生の資料の該当部分を読み上げます。
くしぶち委員、はい。くしぶち委員、大臣、知事の方に、自衛隊に確認したけれども三要件には当たらないというふうに回答したのはいつですか。
坂井国務大臣、その電話を聞いて、要請を聞いて、その日のうちに私は、自衛隊の、防衛省の幹部の方にお電話したところ、今の段階では三要件に当たらないという認識だという認識をいただきました。
以上です。

○山本太郎君 
防衛省幹部いわく、今の段階では三要件に当たらない。

資料⑨。

自衛隊派遣の三要件とは。

○政府参考人(小野功雄君) 
自衛隊の災害派遣は、自衛隊法第83条の規定により、要請元の都道府県知事からの災害派遣要請を受け、事態やむを得ない場合に部隊等を派遣することができるとされております。
お尋ねの三要件につきましては、緊急性、公共性、非代替性の3つであり、都道府県知事から自衛隊法に基づく災害派遣要請がなされた場合、これら三要件を総合的に勘案して、部隊等の派遣を検討することとなります。

○山本太郎君 
大臣、防衛省幹部は具体的に三要件の何に当てはまらないと判断したんでしょう。直接お電話された大臣、お願いします。

○国務大臣(坂井学君) 
全てを明確に覚えているわけではありませんが、そのときのお話の中身では、能登対策チームの中にその土砂撤去チームがあると、で、そのチームでまだ十二分に検討していない、検討し終わっていないのではないかと、こういうことだったかと思います。

○山本太郎君 
ちょっと待ってください。順番が違いますよ。
事務総長、もう一度、先ほどの⑦-B、議事録読んでいただきましたが、読まなかった部分を先に読んだ後に、あっ、もう一度、それを上から下まで、限定した部分を全部読んでみてください。

○事務総長(小林史武君) 
くしぶち委員、大臣、知事の方に、自衛隊に確認したけれども三要件には当たらないというふうに回答したのはいつですか。
坂井国務大臣、その電話を聞いて、要請を聞いて、その日のうちに私は、自衛隊の、防衛省の幹部の方にお電話をしたところ、今の段階では三要件に当たらないという認識だという認識をいただきました。
以上です。

○山本太郎君 ありがとうございます。
今、私と大臣とのやり取りの中で答えられなかったことは何かというと、大臣は、その後に、環境省だったりいろんなところが、同じスキームで土砂を撤去していくということに関しての専門家のグループがいて、そこに対しても内閣府防災が聞いたんだという話をしていました。その結果どういう答えが出てきたかといったら、まあ、このスキームとかいろんなものがあるから何とかなるんじゃないか、年内にと。
ただし、そこにはボランティアとか事業者とか、民間事業者に頼んで何とかなるんじゃないかという答えを得たということですよね。
じゃ、その防衛省の幹部が、今は自衛隊を出さなくていいと、三要件に満たないと言ったのは、そのスキームを運用している、その中のチームにいる人たちの判断を基にしたということでいいんですね。

○国務大臣(坂井学君)
もう少し当時の私の考えというか、状況をお話しをさせていただきたいと思いますが、まず電話がありました。そして、その中身は、421件、要は、土砂撤去で困っているから何とか解決してほしい、解決したい、そこに力を貸してほしいという知事からの相談であったということでございます。

そして、その中に、いくつかありました建設事業者の話、そして自衛隊の話とございまして、その中で、私は、まず、今現状がどうなっているのかということを確認しないと言わば考えがまとまらないと思ったので防衛省に電話をしたところ、幹部の方が、その撤去のチームがあると、そこでまだ十分な検討が終わっていないのではないか、つまり、ほかに適当な手段が存在するのではないかということで、そういうお話だったと思います。

私は、内閣府防災の幹部にそういったお話を併せてお話をして、石川県が困っている、つまり被災を受けた方々が困っている、だからそこで何とかできないかと相談をしたところ、建設業者の皆さんにお願いをすると同時に、ボランティアの募集も広く声を掛けましょうということで下話というか下打合せを始め、しばらくして私のところに何とかめどが立ちましたという報告が入ってきたということで、その報告も併せてお返しのお電話をさせていただいて、私の中では、その三要件に合わないという電話というよりは、何とかめどが立ちましたという報告の電話という認識の方が強いということでございます。

○山本太郎君 
すみません、ちょっとだらだらとお話しされていて、何のことやらさっぱり要領をつかみづらいんですね。
何を言いたいかといったら、まず最初に防衛の幹部にお話を聞いた、その後に内閣府から話を聞いた、こういう流れになっているんです、前の委員会でのお話は。
そういう順番でいいですか、それとも違うんですか。

○国務大臣(坂井学君) 
まず、防衛省の幹部に電話をし、状況を確認した上で、内閣府防災の幹部に相談をしたということでございます。

○山本太郎君 
その防衛省幹部と話したときに、今の段階では三要件満たさないということを言われたということでいいですよね。

○国務大臣(坂井学君) 
私は、ですから、そういう認識でございます。

○山本太郎君 
だから聞いているんですよ。
具体的に、その防衛省幹部、最初に電話したときに言われたんですよね。
今はまだ三要件満たさないだろうということを言われた。じゃ、具体的に三要件の何に当てはまらないという判断をその方はされたんですかということをさっきから聞き続けています。時間返してください。

○国務大臣(坂井学君)
私も先ほどから本当に真摯に誠実にお答えをさせていただいているつもりなんですけれども、つまり、そのときは三要件云々かんぬんという頭があったわけではなくて、どうやって、困った方々、要は被災者の方々、困っておられる方々の解決策にたどり着けるかということを考えていたということで、ほかに手段がありそうだということを聞きましたので、ほかに手段があるということであればそれをもっと追いかけてみようということで相談をしたと、こういうことでございます。

○山本太郎君 
真摯に答弁全然していないじゃないですか。何の話しているんですか。
最初に電話したときにこう言われたんでしょう、三要件は今まだ満たす状態にないということを言われたと。じゃ、その人がそれをどういう判断の下に行ったかということを聞いているんですよ。答えられない。この場で答えられないようなばっくりした話、ざっくりした話、そんなことで困っている人たちを助けないような判断につながるんですか。
だって、知事自身が自衛隊派遣を望んでいた段階ですよ。随分物分かりいいですね。引き下がるの早過ぎでしょう。内容聞かなきゃ駄目じゃないですか。

資料⑩。

防衛省幹部の三要件に当たらないというのは正しいのか。
まず、緊急性。自衛隊派遣について、知事が大臣に電話する前日、21日、県は、本格的な雪となる12月中旬までに土砂撤去を終えたいとコメント。本格的な雪の時期まで1ヶ月切っていたのにその幹部が緊急性がないと判断した理由、何なんですか。
最初に電話したとき言われたんですもんね、まだ満たしていないって。実際、奥能登はその後、大雪になりました。2月には輪島で降雪量史上最大を観測。今の時点でも、土砂撤去終わっていない宅地多く残っている。緊急性あったんですよ。

次に公共性。
公共の秩序を維持するためにも妥当性があると言えるか。コミュニティー再建には一刻も早い生活復旧、これ最低条件となる。早急に土砂撤去進めなきゃ、生活復旧できないだけでなく、公費解体、住宅再建を見通せる状態でないと、その土地に残るという選択肢は奪われてしまう。公共の秩序のため、自衛隊が土砂撤去、妥当性は十分。

次に非代替性。ほかに適切な手段がない。大臣に電話する前日、知事は、ボランティアが足りない、政府を挙げて応援をお願いしたいと発言。ボランティア任せの限界を認めているんです。
民間事業者も厳しい。今年1月末時点、被災地での復旧工事入札不調の数、48。事業者が足りないことは明白。動ける事業者であっても、泊まれる場所もない、採算も取れないでは、そもそも行けない。自衛隊投入以外の適切な手段を何だと考えて、どんな手段があると考えて要件に当てはまらないと防衛省幹部は考えたんですか、最初の電話でね。その幹部、その判断の甘さ、国防に関わってはいけないレベルじゃないですか。

石川県知事は、二重の災害で苦しむ能登に自衛隊派遣を正式に要請せず、事前に自民党内での根回しを優先。その感触を確かめた上で、正式な要請を諦めた。その後、知事は方針大転換。

資料⑪、⑫。

12月3日、ボランティアに依頼した土砂撤去は年内に終わる見込みと発言。この瞬間から、とてつもない土砂量、その撤去の多くを事実上ボランティアに丸投げすることになりました。

その後、12月6日、16日、本委員会で私が総理に自衛隊派遣の検討をお願いしても、石川県から派遣要請を受けていないの一点張り。総理は検討することさえ拒みました。
石川県知事の大きな間違いは、被災自治体としてさっさと正式に要請すればよかったものを、災害派遣の決定権限もない自民党の重鎮たちに水面下でお伺いを立て続けたことですよ。

資料⑬と⑧。

被災自治体からの自衛隊派遣の要請を過去に断った事例は。

○政府参考人(小野功雄君) 
災害派遣に係ります文書の保存期間は10年を基準としているため、直近10年について確認を実施したところ、自衛隊は都道府県知事からの災害派遣要請を断った事例は確認はされておりません。
加えまして、個別の災害派遣に関する一部の文書につきましては、保存期間が延長されたものもございます。それにつきまして、平成7年1月以降の保存文書についても現時点で可能な範囲で確認を実施したところ、自衛隊が都道府県知事からの災害派遣要請を断った事例は確認はされておりません。

○山本太郎君 
自治体からの正式な派遣要請を政府が断った事例は過去に1件もない。逆に言えば、政府は正式に派遣要請をされる前に知事に派遣要請を諦めさせた、握り潰したとも言える。そうじゃないよと言うんだったら、そもそも派遣要請も出されていないのに、一体何の権限でこの防衛省幹部、三要件に当てはまらない、まだ満たしていないと評価して、それを大臣に伝えたんですか。

委員長、当該防衛省幹部の参考人招致をお願いします。

○委員長(鶴保庸介君) 
後刻理事会にて協議をいたします。

○山本太郎君 
来、県民の命を預かる知事は、こんな水面下でのお伺いなしに直接自衛隊の派遣要請をする権利あるはずです。自衛隊派遣が必要なほどの災害なのに解散・総選挙を優先させた、その批判をかわすために派遣要請が出されぬよう水面下で画策することはあまりにも不適切、鬼畜の所業です。被災地の復旧復興を永田町と霞が関で邪魔しないでいただきたい。

2月14日、27日、奥能登にお邪魔しました。市町担当者に確認したら、被災市町が建設業者などに直接発注することもある、土砂かき出しを。でも、業者が不足している。発注できても、人手不足で家屋の中の泥のかき出し断られるという状況。民間事業者に頼るのが難しいことは、昨年の水害、この後にはもう分かっていたはずです。何をどう考えても、自衛隊並みのマンパワー投入なきゃ復旧復興が大幅な後れを取ることは、これは誰の目にも明らかですよ。

自衛隊派遣を諦め、方針転換後に知事が土砂撤去が年内に終わると言ったのは、あくまで緊急性があって、ボランティアセンターに依頼があった分のみ。その中に含まれていない緊急性が低いと後回しにされた案件は、3月4日現在、輪島、133件が未完了、珠洲、38件が未完了。多くが雪などで作業が止まって、ボランティアも数、これ制限してます。

資料⑭、⑮。

お邪魔した能登町のお宅、地震で傾いた家屋、家の裏には豪雪災害で土砂崩れ。現在そこに雪が降り積もっています。これから更に降るかもしれません。そうすれば、傾いた家は更に傾くことになる。

雪が降る前に災害NPOが家の壁に、家の壁を張って、柱を幾つか立てて家が倒れないように応急措置している。こういった家屋たくさんあるのに、カウントさえしていないんですよ。それで年内に終わると言っている。
そう嘯いたのが知事、それに入れ知恵したのが政府。

ほかにも、知事が年内に終わらせると言った中に含まれないものは、あまりにも被害が大きいもの、地震に耐えたけど豪雨の土砂で家々が埋もれてしまった、NHK朝ドラ「まれ」の舞台になった西保地区。
ここには、土砂撤去に対して、民有地には事業者入らない。

これ、住民分断されています、このまま復旧を目指すのか、それとも諦めるのかということで。諦めない人は山からの水、ロウソクの明かりで生活している。
この集落に対してもお弁当を届けたり、重機で泥のかき出し手伝っているの、これNPOですよ、災害NPO。どこにあるんですか、昨年中の完了、知事が言うような、希望的観測とも呼べませんよ。

総理、もう一度知事とお話合いいただけないですか。恐らく、これは直接、まだ知事とは直接その件に関してはお話ししたことがないと思います、大臣たちやそのほかの方々が様々やり取りはされたと思いますけれども。旧来からの付き合いであるということは以前お話しされていました。本当に大丈夫なのかということを確認いただけないでしょうか。よろしくお願いします。

○内閣総理大臣(石破茂君) 
私どもは鬼畜の所業をしたつもりは全くございません。
今委員がおっしゃいますように、実態を常に把握するのは大事なことでございます。この国会の場で山本委員からこのようなご指摘を賜りましたので、私自身、しばしば馳知事とは連絡を取っておりますが、ご指摘でもございますので、実情がどうなっておるかというのは把握をさせていただきます。

○山本太郎君 
まとめますね。
もう一度確認いただくということで、ありがとうございます。ただし、知事ははっきり言って現場知りません。現場を見ていただきたい、総理にも。岩手の山火事にも視察に行っていただきたいし、そして能登にももう一度入っていただきたい。よろしくお願いします。

○委員長(鶴保庸介君) 
山本議員、時間ですからまとめて。

○山本太郎君 
この続きは月曜日やらせていただきます。




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